FANATEC CSL DDWheelbace

FANATEC ハンコン CSLDD レビュー①

CSL DDがセールで3万円で販売されているのを見かけ即購入しました。

FANATECでダイレクトドライブ入門機に位置するCSL DD。今回はこちらをレビューしていきます!

外観チェック

CSL DD画像
CSL DD 前面
CSL DD画像
右下の四角いボタンが電源
CSL DD 真正面画像
CSL DD 真正面

持ってみると、以前レビューしたSIMAGIC alpha miniに比べかなり軽い印象です。パワーは5Nmと入門機らしく扱いやすい仕様となってます。

5Nm→8Nmにパワーアップ

Boost Kit 180画像
Boost Kit 180

CSL DDにこちらのBoost Kitを接続すると5Nmから8Nmにパワーアップします。

8Nmってどのくらい??

5NmはMAXパワーでも丁寧に走行できますが、8Nmになると力が必要になり繊細な操作がしにくくなるイメージです。私は非力なので8Nmで鈴鹿3周も走れば腕と指がパンパンになります。

QR1クイックリリース

QR1ハンドル側画像
ハンドルに取り付けられたQR1クイックリリース

CSL DD 真正面画像
左側切り抜き失敗しました

QR1は、ハンドル側(QR1)にある13本の細いピンがホイールベースであるCSL DDに挿さり機能します。しかしこの部分がとても繊細なため、ハンドル交換時に折れたり走行中の振動などで壊れてしまうことがあります。中でもレース中に接続が切れるのがもう一番最悪です泣

また最悪なことにFANATECのQR1は使用してるとガタが出てきます。実車のハンドルにはガタは無いので違和感がありますね。

FANATEC QR1 Lite Wheel-Side

すぐ壊れます↑

ハンドル購入時に無料で付いてくるプラスチック製のクイックリリース(FANATEC QR1 Lite Wheel-Side)は、すぐに割れて使い物にならなくなるのでQR1などの金属製クイックリリースに変えることを強くお勧めします。

ダイレクトドライブの力強いFFBに耐えられるわけがありません。すぐにヒビが入りゴミ箱行きとなります。

QR1

QR1 liteではいくつあっても足りませんので、9,000円出してQR1を購入しましょう!

FANATECにはSIMAGICの素晴らしいクイックリリースを真似して欲しいです。

本体取り付けについて

取付金具画像
付属してくる取り付け金具

↑こちらをCSL DD本体に差し込むとコックピットに設置できます。両サイドから挟み込むように固定したい場合は左右に2つずつ。底面で固定したい場合は底面に4つ。フロント留めの場合は不要です。

CSL DD側面画像
両サイド留めの場合↑
CSL DD側面画像
底留めの場合↑
CSL DD側面画像
側面の寸法
CSL DD底面画像
底の寸法

コックピットやハンコンスタンドは大抵、FANATEC基準で作られているので、設置に困ったことはありません。

CSL DD側面画像
本体から伸びる棒は9cm前後
CSL DD側面画像
ハンドル付けて18cm前後

ハンドルが結構手前まで来ます!

↑見づらいですが、CSL DDの箱からハンドルの一番手前までが18cm程でした。意外と手前までハンドルが来ます。

その為、他のハンコンから乗り換える場合はコックピットの調整が必須となります。

実車ハンドルを使いたい場合は、

FANATEC公式ハンドル以外に実車のハンドルを使いたい場合はPodium Hubを使います。

Podium Hub

Podium Hubの他にボタンが付いたUniversal Hubも発売されているので、ご自身のドライビングスタイルに合わせて選択してください。

なおPodium Hubを使用すると、HUBを取り付けた分、ハンドルが更に4〜5cm程手前に出ます。そのためコックピットの取り付け位置をもっと変更する必要が出てきますのでご注意ください。

レビュー②ではプレイした感想をお伝えします!