simagic alpha miniレビュー
GAYA FACTORYさんがYOUTUBEで「これはリアル!」と絶賛しているのを観て気になりsimagic alpha miniを購入しちゃいました。
GT1 Steering Wheel
ハンドルはラリーやドリフトでも使用出来るようにGT1ステアリングを選択しました。直径は320mmです。ハンドル部分はアルカンターラでボタンパネルはカーボン調、パドルはカーボン。かなりレーシーな見た目です。
ハンドルは重めで剛性感があり負荷をかけてもびくともしません。親指をかける部分が窪んでいるので握りやすく疲れにくいです。センターマークも良いアクセントです。
ボタンはもちろん全て割り当て可能です。ボタンは固すぎず柔らかすぎずの丁度イイ押し心地で、LEDで赤く光ります。トグルスイッチも柔らかすぎない操作感で、押し込み操作も可能です!
シフトパドルは実車でも使われているマグネット式を採用しています。確実なシフトと高い耐久性でノントラブルです。スイッチ式ではないのでカチッと言う操作感は無く、スコッと引いた後に壁に当たる様な操作感です。
クイックリリース
私はこのクイックリリースがお気に入りです。実車のようなクオリティでガタがなくとても精度の高い商品です。取付・取外し共に簡単でストレスなくハンドル交換が可能です。このクイックリリースがあれば実車ハンドルもシムで使用可能です。私はここにドリフト用のディープコーンハンドルを取付けて、ドリフト走行を楽しんでいました。
FFB設定は専用アプリで
こちらのアプリ”Alpha Manager”をPCにダウンロードすると細かなFFB設定が出来ます。
導入方法はDELE SHOPさんのサイトに記載あります。
また、DELE SHOPさんで購入するとGAYA FACTORYさんのセッティングブックが付属しますので、そちらを参考にFFB設定するのがベスト!設定項目は多くないのでプラスして自分好みのセッティングを出すのもアリ!
simagic alpha miniレビュー
第一印象は『市販車のようなフィーリングでとても扱いやすい!』と感じました。私は実車でサーキットを走るのですが、フィーリングがとても似ていて練習になるほどです。全体的に滑らかでトゲがなくしっとりとしたFFBです。縁石に乗っても激しい入力は無く終始穏やかです。出力は10NmでMAXパワーでもなんとか扱えるイメージです。そこまでパワーを必要としないドリフト向きと言えます。
miniのいいところ
一番は市販車のドリフトセッティングが出しやすいところ。これはGAYA FACTORYさんもおっしゃっていますが、滑らかで癖のない穏やかなFFBがとても市販車らしいフィーリングです。設定項目は多くないので自分好みに味付けを変えられるのも良いポイントです。
miniの苦手なところ
ゴツゴツとした激しめのフォースフィードバックを出力することが苦手で、レースマシンでグリップ走行をすると少し物足りない印象です。アプリケーション設定で試行錯誤しましたが改善できず滑らかなFFBが基本です。大きなパワーを出そうとすると、小さなFFBが掻き消されてしまう現象が起きるため繊細かつ大胆なFFBを出力することは苦手な子です。
まとめ
市販車ベースでドリフトやグリップ走行を楽しむにはalpha miniが最適です。とくに競技系以外の車でドリフトをメインにする方には特にお勧めです。しかし速度域の高いレースカーで走ると少し物足りないFFBとなります。私は激しめのFFBが出るものが好みなので合いませんでした。レースシムは、横Gや振動が無いためモニター画面とFFBからの情報だけを頼りに走ります。そのため少しでも走っている感覚を味わいたいのでたとえ直線でもゴツゴツとしたFFBが欲しいのです。
好みは人それぞれ
どのようなFFBを好むかは本当に人それぞれです。シムの乗り比べが無料でできるDELE SHOP ショールームなどもありますので、実際に体感してご自身の好みと予算にあわせて選ぶのが間違いないと思います。